肺のために

熱もないし咳もひどいわけではないのだが、肺がきつくてどうにも動けないので病院にいった。待合室で隣に座っていたおじいさんに「奥さん、お子さんは何歳になるんだい?わたしのひ孫は昭和21年生まれでねぇ、3歳ってことは、昭和20年の生まれかい?わたしのひ孫は昭和21年生まれでねぇ」とずっと話しかけられていたが、元号のことよりも生粋の江戸言葉にいまだ慣れないのであった。
梨の汁と、蓮根の粉末と蜂蜜をお湯で溶かしたものと、抗生剤と抗アレルギー剤と咳止めシロップを飲み、胸にヴィックスヴェポラッブを塗布し、加湿器とプラズマクラスターを強にして、フランキンセンス、プチグレン、ティートゥリー、ユーカリラジアータをブレンドしたものを蒸気させながら、寝ます。科学も漢方も薬膳も西洋医学も代替療法もすべてを駆使し、もうこれ以上肺のために出来ることはないよ。はやく良くなりますように。