冷凍都市は木と土の香りがした

夏に東京に越して来た。
立川市というところに住んでいる。
東京も都心がどうとかどこからが田舎だとかそういうローカルなヒエラルキーネタをよく耳にするけど、わたしにとっては東京なのに家の前には広大な畑が広がっていて、東京なのになんだか古代からあるようなバカ高い木(あれはケヤキかと思います)が点在してそびえ立っていて、不恰好ですがよければお持ちくださいと農家の方が家の前に置かれた野菜をいただいたり、東京なのに!東京なのに、東京だからか、やはりおもしろいなと思う。別に都心に住みたいとは思わない、だからって田舎暮らしがいいとも思わない、ただ家のすぐ目の前に大きな木とたくさんの土があるのは、自分にとって大変に心地の良い日常です。今まで自分が暮らしてきた中で今が一番、なんというか、ほどよいサイズのシンプルな白いTシャツを着せられたようなそんな感じ。
岐阜も好きだったけどね。トーストにジャムもマーガリンもどちらものっける文化とかね。あれ美味いよね。

でもいつかは本当の家を探さな。

ところで明日は次女の社会科見学でお弁当を作る必要があるのですが、そこ30分早く起きればいいだけのことなのに早起きしなければ!というプレッシャーでぜんぜん寝れません。眠剤飲んでも寝れない。だからもう今からお弁当作ろうと思う。
おやすみ世界。