ステファンシュナイダー

「都会はすべてがマジやねって。相づちの打ち方とか流行り物とかアンチ思想とか中途半端はとことん中途半端で、中途半端を突っ切ってて、たとえ嘘偽りがあっても嘘偽りというジャンルに対して大マジやん。私はあっちの国のクオリティの低いパクり物なんかが実はそう嫌いじゃないよ、おそらくこの国の人々はそれで人が死ぬか死なんかレベルで生きてるんじゃないかなと思うんよ。パクったくらいじゃ死なんやん。だから日本人の当たり前すぎる真っ当な怒りとかさも上から目線なつっこみのほうが好きじゃなくて、でも日本人て何よと思うとそれはやっぱ私の中では東京人で。会話もマジやし自己中心的やし冷たいし好かん!」と言うと、ダンナは「でも俺、そうなってきてる」と言いました。
テレビ見ながら、レンジで温めた晩ご飯食べながら、ビールテイスト飲料をのみながら、こちらは一切見ず。私は真正面に座り頬杖を付いてダンナがこちらを見るまで五木ひろしばりに目を細めひたすら睨みつけたけど、彼が私と目を合わせることはなかった。それで否応無しに都会の家畜って括りを作った。
寝る。
題はウユニ塩湖の次に好きな響きの言葉です。