彼女の指先に光るもの

きのうハイリの爪がきれいなパールピンクだったから、きれいに塗るね、下の赤ちゃん小さいのに爪まできちんと手入れできてすごいね、と会話に詰まったら言おうと思ってたけど特に会話がつまることもなかったので言うこともなかった。きょうそんなことも忘れて、なんとなくふと見た彼女の爪にはもうきのうのパールのピンクは乗ってなくて、パールもラメも入ってない艶のある赤が乗ってたから、きのうネタにしようと思ったことはネタにならなくなった。つまり、なんか私って野暮だなと。女の人ってホントにすごいんだよ、女子力って思わず笑っちゃう言葉があるけどあの言葉マジだよ。こんな女の人に当たり前のようにご飯の品数に文句つけたりしたらいかんよ。フラフラせず帰ってこないかんよ。彼女の場合それは美というより毎日ハンカチを替えるように身だしなみの一環なんだな、と。私は手にも足にもネイルする習慣はないしこれからもあまりないと思うけど、いいね、そういうの素敵やね、と。


明日も言わないけど。