パリッ子マリメッ子

アニエスのボーダーTにチュールのロングスカート、レペットのJAZZを履き、気づいたら身に纏っているものがおフランスのものばかりで、笑えた。そしておフランス風の女はお決まりのようにイムズに向かい、OCTA HOTELに入った。家のダイニングテーブルの引出しの取っ手を変えたくて、真鍮のものを4つ買った。それから6階に向かい、ラドログリーで手芸用品を物色して、マリメッコのヴィヒキルースのファブリックパネルをオーダーした。それから一階のHPDECOに入って、作り物の植物でできた照明器具に一目惚れし、値段を聞いて腰を抜かして、その場を去った。
1週間後、出来上がったファブリックパネルを取りに行った際、子供の服を褒められた。そういえばこの日確かにバンバンコペンハーゲンという名前からしていかにもな北欧の服を着せていた。帰り際、マリメッコのワンピースを買ってもらった。やった。
そう、要するに、それが、パリッ子マリメッ子だよ。
どこにでもいるパリッ子マリメッ子だよ。
以外といないパリッ子マリメッ子だよ。
君が日本で暮らすなら、君が三十代女子なら、
世代のオシャレの代名詞、パリッ子マリメッ子だよ。




唄でした。
福岡日記続く。