trash

見たものをひさびさに追加。

「ヒート」は「フレッシュ」や「トラッシュ」などより格段に見やすいです。後者の二作品といったらもうホントカスとゲスの極みでしかないけど、ヒートはまともで、なんならヌーヴェルバーグの誰かの映画って言ってもかぶれ野郎なら気づかないかもしれない。プールの水面の美しい映像が印象的でした。色が綺麗だった。あと知らなかったけど音楽を担当してたのがジョンケイルだった。

「ラストデイズ」はわたくしの好きなガスヴァンサントが、カートコバーンが死ぬ前の何日か間を撮った映画らしいです。
これも正直途中で寝たほどだったけど、そしてわたしゃ正直カートコバーンの伝記など読んだことがないからわからんけど、女物のシミズを着て訪問客に応じるとこなんかが非常に彼っぽいなと思った。知らんけどね。映像の色の綺麗さもよくわからなかった。でもキムゴードンが出てたので、やっぱすごいなぁって。

最近の鑑賞量はわたしの生きてきた中ではダントツで、映画館嫌いだったわたしが水曜日になるともはやシネコンにまで足を運んでいる始末です。たのしいです。バイトの面接落ちたんです。アパレル系雑貨店だけど未経験OK主婦歓迎週3日4時間でいいって書いてあるじゃない？面接会に来いっていうからわたしわざわざ下の子を幼稚園まで車で送って駅に車止めて電車で行ったのよ。そしたらあんた、なんだかオリエンタルな雰囲気のミニワンピやショートパンツルックの、なんだかオリエンタルな雰囲気の腕も首もジャラジャラみたいな若い子しかいないじゃない？公務員のオフィスカジュアルみたいな格好でおばさん結びだったわたしは、立ちたくなかったけど自己紹介をしろと言われたので仕方なく立ち上がり低い声で自己紹介したら若い男の子が吹き出して笑ってました。この青タンニキビが。それで筆記用具忘れて「すいません筆記用具忘れたんですけど」と挙手をすると隣に座っていた腕も首も耳たぶもジャラジャラがわたしの挙手をへし折るかのように即座に「私持ってます！」と挙手をされ、面接官にお手間は取らせてはいけないみたいな圧と勢いでサッとわたしにペンを貸してくださいました。あの、週3日4時間主婦歓迎で来とるけんさ。志望動機は空いた時間を有効に使いたい以外ないけんさ。そのあともメモを取ってくださいと言われ、その方がまたわたしにメモ帳の予備を渡して来られましたが断りました。人々がメモを取る中微動だにせず無駄にかっこつけてやったよ。
そのあと面接官と面接で履歴書を出したとき、わたしの高校も大学も勤務先も知っていらっしゃったのでなんでか聞くと、実家が佐賀だって言うんです。白パンに紺ブレを羽織り、頭の片方は剃り上げ、もう片方はサイドに垂れ流しておきながら実家は佐賀の基山だって言うんです。それで自己PRを聞かれたので、特にないですと答え面接を終えました。落ちたかもな〜と思っていた矢先落ちました。夏休みはもらえるかと聞いたのがいかんかったのかもしれん。
そういうわけでおれは落ち込んどるわけ！！
そういうわけで明日の日曜洋画劇場「ミスターアンドミセススミス」がたのしみ！